日中はまだまだ暑い日が続きますが、夜には涼しい風と共にどこからか虫の音が聞こえてくる季節になりました。
秋はもうすぐそこまで来ているなと思いつつ、まだ夏服が手放せないT.Oです。
よく食欲・読書・スポーツの秋と言われますが、Tは3つともそれなりに楽しんでいます。
秋は海の幸・山の幸が多くなりますし、秋の夜長に紙をめくる音が響くのも風情があります。
そして長距離の遁走(逃走)は腕に…もとい”足”に自信があります。
名刺と資格
つい先日、Tの横に居る新人Nさんが新しい名刺を持っていました。
大きくデザインが変わったわけではありませんが、名前の下の方に保有しているIT系の資格が記載されていました。
自分の名刺を見てみると、何かを書き込めるようなスペースが空いています。
気になる人にプライベートの電話番号を書いて渡すためのスペースかと思っていましたが、どうやらそうでは無いようです。
・・・よし、資格を取るか!。
さて、現状Tが持っているIT系の資格はITパスポートだけです。
これはITを利用する基礎的知識を問われるものなので、業種を問わず多くの人が取得しています。
Tはネットワークアーキテクト課に所属するSEなので、より上位の資格に挑戦するのがよいでしょう。
資格には大きく分けて「国家資格」と「民間資格」の2つがあります。
IT業界では民間資格のことを「ベンダー資格」と呼ぶことを入社してから知りました。
私が持っているITパスポートを始め、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験などは国家資格です。
Cisco Systems社のCCNA、ヤマハ株式会社のYCNE等は企業が認定してくれるベンダー資格となります。
~どの資格に挑戦しようかな~
資格を取得する為に考えなければならない点は概ね以下の3つかと思います。
1.資格取得の難易度
当然ですが、上位の資格になればなるほど難易度も比例して上がります。
いきなり「ネットワークスペシャリスト試験」という高度試験をTが受験するのは無謀です。
おおよそ物事には順序というものがあります。
2.資格の活用性
せっかく資格を取得しても、それを活用できなければあまり意味がありません。
あまり使わない技術・技能とよく使う技術・技能であれば後者を身につけた方がよいのと同じです。
Tは「チェーンブロックを使用した伐根技術」を持っていますが、業務で伐根することは(上位者からの指示が無い限り)ありません。
3.資格試験の開催頻度
資格試験はITパスポートのように通年自由に受験できるものもあれば、高度試験のように年一回のみもあります。
IT関係の資格は年複数回行われているものもありますので、受験日を調整できるのは大きなメリットです。
試験勉強の進捗が中々スムーズに進まないのはTだけでは無いと思っています。
以上の事から色々考えた結果、今回Tが挑戦する資格は……
Cisco Systems社の【CCNA】に決まりました。
次回から、【ひよっこNWエンジニアT.O CCNA取得への険しい道のり】の連載がスタートします。