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秋…あき?

K.N

「夏はもう終わりですよ」
つい最近、友人から言われた言葉です。
こんなにも暑くて何が終わったのかと言いたくなりますが、暦の上でも気象学的にも9月は立派な秋です。

気温にばかり頼っていては季節感覚が消えてしまいそうですが、幸いにも9月には季節を感じられるイベントがあります。
そう、某新型スマートフォンの発表です。

食欲の秋 読書の秋 運動の秋…新製品の秋

毎年様々な進化をしているスマートフォンですが、今年のトレンドは薄型化でしょうか…?
個人的には薄型化自体はそこまで興味がありませんが、薄型化に伴う軽量化は魅力的です。
200gを超える重さが当たり前になっている昨今、重さが170g前後であればポケットに入れても比較的軽く、片手でも扱いやすくて嬉しいです。(150g以下になるとさらに嬉しいんですが…)

こういったデバイスの開発は消費電力との戦いだと思います。消費電力が大きくなると、電池持ちが悪くなりますし、発熱も増えますよね。
電池持ちを解決しようとするとバッテリーを巨大化することになり、大きく重くなってしまいます。
更に発熱のために冷却システムを付け加えると、やはりそれだけ大きく重くなってしまいます。
単純に消費電力を下げようとすると処理性能の低下に直結しますが、消費電力に優れた高性能なパーツを採用すると価格に影響が出てきます。
如何にバランスが取れるかが重要になってきますね。

存在感のあるモノたち

このあたりは弊社で扱うネットワークやサーバの機器でも似たようなことが言える傾向にあります。
最新の処理性能が高い機器の中には、その発熱に対処するためにかなり大きな冷却機構を搭載したものがあり、手のひらサイズでありながら鈍器と言える重さだったり、起動時には近くで会話ができないレベルで動作音が発生するものも珍しくありません。

データセンターに設置される機器であればデザインや動作音を気にする必要性は低いですが、オフィス内に設置される場合などはそうもいきません。
白い天井にぽつんと黒い機器が設置されていると当然目立ちますし、冷却のためとはいえ爆音のファンが搭載されていると煩いですよね。
最近はとくにデザイン重視の機器が多くなっており、家庭用でもインテリアとして違和感のない見た目をした小型の無線LANルータなどもあります。
とはいえ中身もしっかりと作られていて、新製品が出る度に、「この小ささでこの処理性能!?」と驚くこともしばしば。

日常を変えていくもの

毎年のように新製品が出て何が変わったんだ?と思うこともありますが、見た目が変わらなくても消費電力の低下や基本性能の向上などで扱いやすくなっていることは多いです。

薄型のスマートフォンも、「薄くなったからなんだ」という話があるかもしれませんが、「性能を下げずに薄くなった」ことには大きな意味があるんじゃないでしょうか。

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