こんにちは、T.Sです。
先週の土曜日はコロナワクチン接種の二回目でした。
接種当日は問題なかったのですが、翌日、翌々日と体調が悪く家でおとなしくしていました。
「とてもしんどい」という程ではありませんでしたが、身体のだるさが抜けませんでした。
新人Aさんも言っていましたが、色々準備してから接種したほうが良いかと思います。
コマンドの省略形
さて、ブログタイトルの通り略語です。
略語といえば、日本では主に若者が使用するイメージがあるかと思います。
最近だと了解を意味する「り」などもその一つです。
実はCisco機器でも省略できるコマンドが存在します。
※コマンドの省略形と呼称されることが多いようです。
それこそ、上述の「り」にも負けない省略です。
その中の一部を紹介します。
※全てのCisco機器で使用できるコマンドというわけではございません。
※省略コマンドは、そのコマンドの他に候補がない場合に初めて省略可能となります。
※その他に候補がある場合は% Ambiguous command(曖昧なコマンド)とエラーが返ってきます。
・enable→en
「enable」は、基本的なモニタコマンドのみ使用可能である「ユーザーモード」から、
主に設定の確認を行う為のコマンドが使用可能である「特権モード」に移行するコマンドです。
・configure terminal→conf t
「configure terminal」は、特権モードから、
機器の設定、変更が可能である「グローバルコンフィグレーションモード」へ移行するコマンドです。
・show running-config→sh ru
「show running-config」は現在動作中のコンフィグを表示する為のコマンドです。
・copy running-config startup-config→cop r s
「copy running-config startup-config」は現在動作中のrunning-configをstartup-configへ保存するコマンドです。
・write memory→wr
「write memory」は、「copy running-config startup-config」と同様
現在動作中のrunning-configを保存するコマンドです。
・interface gigabitethernet1/0/1→in g1/0/1
「interface gigabitethernet1/0/1」は、グローバルコンフィグレーションモードから、
各インターフェースの設定が可能なモードであるインターフェースコンフィギュレーションモードに移行するコマンドの一つです。
この場合、インターフェース1/0/1の設定を変更するモードに移行します。
思った以上の省略でした。
実際私がこの中のコマンドを打つ時は
・enable→ena
・show running-config→show run
・copy running-config startup-config→copy run sta
・write memory→write mem
・interface gigabitethernet1/0/1→int gi1/0/1
という具合です。
これは、了解の略語として「り」ではなく「りょ」を使っている人と同じ心境なのかもしれません。
あくまでコマンドの省略ですので、もちろん無理に覚える必要はありませんが、覚えておいて損はないです。