こんにちは、新人Nです。
3ヶ月前に小型のデスクトップPCを購入しました。
ディスプレイの裏で、Linux PCとして頑張って動いてもらっています。
ネットワーク事情
私の家には各部屋に有線LANコネクタが設置されておらず、PCもスマホも基本的にはWi-Fiで接続されています。
購入した小型PCもWi-Fiで繋ぐ必要があるのですが、私が購入したモデルはWi-Fi非対応でした。
偶然にもUSB接続のWi-Fiドングルが余っていましたが、5GHz帯には対応しておらず、2.4GHz帯で接続するために速度が遅い…
常用するには厳しい速度でしたので、ちゃんとしたものを買うことにしました。
取り付け
USB接続タイプのWi-Fiドングルを使うのが一番お手軽ですが、アンテナが出っ張ると邪魔そうだったのと、PC内部にWi-Fiモジュール接続用のスロットがあったので内蔵タイプにすることにしました。
取り付け手順はあまり難しくはありません。
- PCの蓋を開ける
- Wi-FiモジュールをPCに接続
- アンテナ線をWi-Fiモジュールに接続して、アンテナの先をPC内の適当な場所に配置
- ネジ止め
- PCを起動して、
lspci
等で認識されていることを確認
端子があまりにも小さすぎてアンテナの接続に少し手間取りましたが、それ以外はサクッと進みました
内蔵アンテナ
今回使用したアンテナがこちらです。
ノートPC等ではこういったアンテナが内蔵されていて、Wi-FiやBluetoothが使えるようになっています。
…これはどんな構造をしているのでしょうか。
調べてみるとフィルムアンテナという種類で、車のフロントガラス等に貼られているカーナビ用のアンテナと似たものらしいです。
フィルムアンテナの基本的な仕組みは単純で、アンテナ線が2枚のフィルムに挟まれているだけだとか。
今回購入したアンテナは基盤が保護されているタイプなので中身が見えませんが、基盤にフィルムが貼り付けられているのでしょう。
ちなみにUSB接続タイプのWi-Fiドングルはホイップアンテナと呼ばれる種類らしく、ラジオのアンテナに近いそうです。
ラジオのアンテナを折ったことはありますか?(私はあります)
折ってみても中になにか入っているわけではなく、単に金属の棒であることがわかります。
Wi-Fiのアンテナも基本構造は同じなのでしょうね。