TNT SOLUTION RECRUIT 2021

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目には見えないものを支える技術

K.N

今年も残り90日を切り、2025年が近づいてきました。
気温も涼しく過ごしやすくなってきましたが、残り90日のうち何日が秋と言える気温なんでしょうね…

見えない技術

涼しくなってきたこともあり、自宅のPCデスクまわりを色々と掃除していたところ、周りに無線機器が溢れかえっていることに気が付きました。
ケーブルが邪魔になるからと無線で使えるものは無線にしていることもあり、掃除のときなどメンテンスは非常に楽なのですが…流石に多い。
Wi-Fiはもちろん、マウス、キーボード、ヘッドホン、スピーカー、ゲームコントローラー、その他ゲーム用デバイス、IoT機器…
目に見えることはありませんが、沢山の電波が飛び交っているのが容易に想像できます。
今のところ特に問題はありませんが、そのうち電波干渉を起こさないか少々心配です。

見える化する技術

マウスなどのPC周辺機器は電波干渉が起きても物理的に離すくらいしか対策ができませんが、Wi-Fiであれば無線AP機器の設定を調整することで、ある程度は対策ができます。
当然設定を調節するためには今の電波環境を詳しく把握する必要があり、その調査のことを「無線LANサイトサーベイ」といいます。簡単に言えば電波の見える化です。
弊社のWebサイトでも簡単に紹介されていますが、周辺電波との干渉や、使用したい電波の強度、電波指向性などの情報を収集します。
ちょうど先日、この無線サイトサーベイを実施する機会があり、電波を収集する専用の端末を持って対象範囲を歩き回っていました。

見えない電波の状態をデータとして収集し、見えるものにすることで適切な無線APの位置や向き、設定を判断するということですね。
特にビル内などでは周辺にある別会社の電波等が到達しやすいこともあり、得られた情報から様々な視点で干渉対策を考える必要があります。

様々な電波が絡み合うという点では、私の部屋も似たようなものかもしれません。今後も干渉しないことを願うばかりですね。
ところで最近はワイヤレスイヤホンの購入を考えているんです…

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